イベント情報

イベント開催履歴

天理市こころの健康づくり講座

日 時 平成25年3月27日(水)
テーマ 「身体を通してこころをほぐす」-ふぁんそんへのお誘い-
講 師 帝塚山大学大学院心理学研究科教授
大学院連合メンタルヘルスセンター代表理事  森下 高治
実技指導 帝塚山大学大学院研究生
大学院連合メンタルヘルスセンター研究員  柳澤希緒子

 

 この講座は天理市が市民を対象に開催した「健康講座」で、同市からの委託を受け帝塚山大学と連携して実施しました。最初に講師から「健康の枠組み-自己実現と安寧」というテーマで講演があり、続いて柳澤研究員からリラクゼーションボディワーク「ふぁんそん」の実技指導を実施しました。
森下先生の講座は分かりやすく、また大半の人が初体験の「ふぁんそん」はなじみやすく、日常生活に生かしていきたいとの感想が寄せられています。

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第11回グループスーパービジョン

『休職を繰り返す中年男性の面接過程』
-現実を見ることに恐怖を感じるケース-

日 時 2013年3月2日(土)
場 所 龍谷大学大阪梅田キャンパス

スーパーバイザー
吉川 悟氏 龍谷大学教授 心理相談室大人と子どものクリニック室長
事例提供者
川口智子氏 大学院連合メンタルヘルスセンター特別研究員 臨床心理士

 内容については個人情報保護のため公開しておりません。

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第5回メンタルヘルス研究会

『ストレスに強い職場の体制づくり』-実践研究-

【1日目】
日 時 平成25年2月23日(土)
場 所 帝塚山大学大阪サテライト研修室
内 容 メンタルヘルスケアの体制づくり、これからのメンタルヘルス対策
こころの健康づくり計画、グループワーク
ゲストスピーカー 産用業安全衛生研究所専務理事 桑村 明男氏

 今回の研究会は『ストレスに強い職場の体制づくり』というテーマを取り上げ、2回にわたって研修しました。ゲストスピーカーの桑村先生は、企業を退職後現役時代の経験・知見を生かし、多くの企業の安全衛生活動を指導されている方です。

 1日目は、まずメンタルヘルスケア体制づくりの基本事項について、厚生労働省「労働者の心の健康の保持増進のための指針」に基づき解説され、続いて講師が長らく指導して来られたA社の「こころの健康づくり計画」の目覚ましい実施状況の紹介がありました。 その上で、A社での「心の健康づくり計画」を立案経過に従って解説されました。それは「指針」およびその中に掲載されている「心の健康づくり計画(例)」を手引き書として活用され、立案担当者が一堂に会し、読み合わせて議論し自社の考えを織り込んで追加・修正していく極めて合理的な手法でした。その後2グループに別れて、講師から示されたB社についての計画立案を話し合いました。

【2日目】
日 時 平成25年3月16日(土)
場 所 帝塚山大学大阪サテライト研修室
内 容 メンタルヘルスケアの体制づくりについて復習、ホームワーク(C社のこころの健康づくり計画)を各自から発表、グループワーク(モデル企業の「こころの健康づくり計画」立案)、発表とアドバイス

 2日目は、まず「こころの健康づくり計画」のポイントである「相談体制の構築」「教育・研修」「職場環境改善」「休職・復職のルール作り」等について復習し、続いてホームワーク(C社のこころの健康づくり計画)について各自から要点を発表しました。講師からは発表者の工夫におほめの言葉とともに、「キックオフまでに実施計画を詳細にわたってまとめる必要はなく、走りながら整備していくことでよい。ただし、トップの明確なGOサインだけは不可欠だ」等のアドバイスを頂きました。

続いて、講師から提示のあったモデル企業について、講師も含む参加者全員が討議しながら「こころの健康づくり計画」を作成しました。討議の過程で参加者からの質疑や講師からのアドバイス等が活発に行われ、2日間にわたった実践的な研修を好評に終えました。

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第10回グループスーパービジョン

『復職への歩み、休職から復職への面接過程』
日時:2012年12月15日(土)
場所:帝塚山大学大阪サテライト研修室

スーパーバイザー  
坂本昌士氏 医療法人栄仁会宇治おおばく病院精神科医長
永田俊代氏 関西福祉科学大学准教授 臨床心理士
事例提供者  
清瀬一智氏 大学院連合メンタルヘルスセンター特別研究員 臨床心理士

内容については個人情報保護のため公開しておりません。

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ナント元気企業マッチングフェア2012

日時:平成24年11月21日(水)
マイドームおおさか

 帝塚山大学では、今年も地域貢献事業の一環として出展参加され、当センターも協力してメンタルヘルス活動の近況をパネル展示やふぁんそんのビデオ動画により紹介しました。奈良テレビの取材に対しては森下代表理事、柳澤希緒子研究員が出演して、当センターの主要な活動状況とリラクゼーションボディワーク『ふぁんそん』の紹介を行いました。また、今年は希望者に「職業性ストレス簡易調査票」を配り、各人のストレス実態を知ってもらい、臨床心理士が質問に答えアドバイスする試みを実施しました。

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2012年度メンタルヘルス推進担当者養成塾後期講座

第1回講座

日時:平成24年10月20日(土)
場所:関西社会人大学院連合 キャンパスポート大阪
『職場のストレス診断』-産業心理臨床における活用-
講師:関西福祉科学大学准教授 永田俊代氏

 講師は医療機関で産業心理臨床に豊富な経験を積まれ、現在はその上に立って大学教育を通じて後進の養成に注力されている。
講座の中では、最初に職業性ストレスについて理論的な解説を加え、特に職場環境の改善に取り組んでいくことの重要性を説かれた。職場環境改善にあたっては、ストレスの実態を個人単位、職場単位で把握していくことが重要であるが、その把握(調査)の方法として、「職業性ストレス調査票」「CM I調査票」を取り上げ詳しく解説された。そして、「CMI調査票」を用いた実施演習を通して、職場環境の現状把握とその評価の仕方を学んだ。

『ストレスコーピング研修』-心の健康と言語化の効用-
講師:帝塚山学院大学大学院教授 西川隆蔵氏

 講師はストレスに対して、それを完璧になくするのは困難で、それを抱えながらも前向きに対処していくスキルを身につけることが大切であることを強調された。
そのうえで、講師が提案されている「心の整理法」について、ステップ毎に解説と演習を実施したが、特に言語化の手法として、「自分の心のなかの状態」を紙面に絵や言葉で書き表し、整理していく演習は興味深かった。
最後に講師は、このような心の整理を通じて「問題に対するネガティブな思考から間を取り」、また問題に対して「対応せねばならない」ではなく、「あるものとして受け入れて行く」心のギアチェンジをはかっていくことが大切と説かれた。

第2回講座

日時:平成24年10月27日(土)
場所:関西社会人大学院連合 キャンパスポート大阪
『ここちよい人間関係づくり』-チームビルディングの実践を通して-
講師:帝塚山大学大学院准教授 宮川治樹氏

 講師は「グループ」と「チーム」の違いについて、グループは場や興味・関心を共有しているが、チームは更に目的・思いやそれを達成するための手段をも共有するものと解説され、職場の人間関係もグループからチームへと変化させ、創造的で共に成長しあう協働・共学の場づくりを行い、ワーキングネットづくりへと進化させることが必要と強調された。
その上で、机を取り払って円座になり、全員が手を取り合って情報を送る、人を入れ替えて隣の人と対話をするなどの体験を通じて、最初に円座になった時との雰囲気の変化を体感するとともに、今日の受講者が単なるグループからチームへと変化していることを実感し、チームビルディングの手法を体験学習しました。

『更年期世代の女性の健康管理』
講師:関西福祉科学大学教授 平田まり氏

 講師は、女性の更年期(40~60歳)障害の原因やその内容について説明され、この期における女性の受けるストレスや各種の精神神経症状についても具体的に解説された。
そしてその治療については、「更年期だから仕方ない」と我慢するのでなく、自身の症状や気質に合った療法を用いて対処することが重要である。
また、更年期に発症しやすい病気と予防法、乳がんや子宮がん等の早期発見法等についても解説され、更年期を上手に乗り切るポイント(9項目)を教示された。
女性の社会進出がますます進む中、女性特有の身体の変化を理解することは、労務管理上重要であるという気づきもいただいた。

第3回講座

日時:平成24年11月10日(土)
場所:関西社会人大学院連合 キャンパスポート大阪
『法務リスクマネジメント』‐セクハラ・パワハラをめぐる裁判例と職場における対応策‐
講師:三橋・森野・岡澤法律事務所弁護士 岡澤 成彦氏

 昔は職場のハラスメントに遭遇しても、ある程度我慢していた社員も多かった。しかし、労働者の意識の変化等に伴い、近年、問題が顕在化し、最近では紛争件数も増加しており、今後は企業のリスクマネジメントが益々重要になってきている。
今回講師を務められた岡澤氏は、こうした背景を説明された上で、セクハラ・パワハラとは何かについて、一般的な定義や厚生労働省のセクハラガイドラインを説明し、紛争となった事件の判例の内容をもとに、どのような行為がハラスメントに当たるのかと、その論点を解説された。
また、具体的な企業の対策としては、厚生労働省のガイドラインに則して検討していく必要があり、その中で、例えば「窓口を設置する際は、チームで対応できるようにすることによって、個人の偏った価値観に左右される確率は低くなる」といった点、「ホットラインの開設はプライバシーへの配慮・匿名性の確保が担保されていることが重要である」といった点などがアドバイスされ、最後に、職場において最大のリスク回避は、『社内の人間関係やコミュニケーションを良好なものにしていくことである』という点を強調し、メンタルヘルス推進担当者としての役割の重要性を述べられた。

第4回講座

日時:平成24年11月17日(土)
場所:関西社会人大学院連合 キャンパスポート大阪
『生き方・働き方の再設計』‐復職支援における認知行動療法の活用‐
講師:関西福祉科学大学准教授 本岡 寛子氏

 認知行動療法とは、その人の支援を通して行動のレパートリーを増やし、最終的にはセルフコントロールが出来るようにするための学習プロセスである。
今回講師を務められた本岡氏は、現場経験も豊富な認知行動療法の第1人者であり、講座ではご自身が実践している「問題解決療法」のプログラムを紹介され、また、より理解を深めるために、その一部を参加者が実践してみるといった試みも行われた。
この行動療法を復職支援に活用することによって、「休職中の人は、復職することだけを目指してしまいがちであるが、可能性の幅を広げていくことができ、なりたい自分への第1歩を踏み出すことができるようになる。また、クライエントが抱える大きな問題を細分化し、整理し、今できる事を行動につなげていただくことによって、より自分らしく生きる道を見つけ出していただくこともできる。」といった改善効果が期待できるということだ。
こういった考え方のコツは、私達の日常の生活にも活用していけるものでもあり、実践的で有意義な内容であった。

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ストレスドックセミナー

主 催  (財)奈良県健康づくり財団
日 時  2012年7月31日(火)、8月3日(金)、8月7日(火)、8月8日(水)
場 所  奈良県健康づくりセンター研修室

[1]『ストレスの実態と自己分析』 -自分を通してストレス問題を探る‘自己再発見の旅’-
講師:  
帝塚山大学大学院心理科学研究科長教授 森下高治氏
大学院連合メンタルヘルスセンター特別研究員 井上裕美氏
吉田智子氏
指導員:  
大学院連合メンタルヘルスセンター研究員 西村由美子氏
[2]『リラクゼーションタイム』 -身体を通してこころをほぐす‘秘策術’-
ボディワーク、太極拳『ふぁんそん』など
講師:  
帝塚山大学大学院心理科学研究科教授 神澤 創氏
大学院連合メンタルヘルスセンター研究員 柳澤希緒子氏
指導員:  
大学院連合メンタルヘルスセンター研修生 岡戸寛利氏
藤里朋泰氏
[3]『ストレス・コーピングの実際』 -ストレスの上手なつきあい方‘戦略面の検討’-
講師:  
大学院連合メンタルヘルスセンター特別研究員 井上裕美氏
吉田智子氏
大学院連合メンタルヘルスセンター研究員 西村由美子氏

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第9回グループスーパービジョン

「仕事のミスや家族、職場、友人等との対人関係について、困難をきたしながらも、社会適応を目指し、模索する若者との面接」

日時:2012年7月28日(土)15時30分~18時
スーパーバイザー:有光洋一氏(NTT西日本関西健康管理センター心療内科)
スーパーバイザー:宮川治樹氏(帝塚山大学大学院心理科学研究科 准教授)
事例提供者:専門職大学院生2回生(本人の希望で匿名としております)

内容については個人情報保護のため公開しておりません。

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第4回メンタルヘルス研究会

『復職支援におけるキャリア・ライフプランの再構築について』
━認知行動療法の視点から━

【1日目】

日 時  平成24年6月30日(土)
場 所  帝塚山大学大阪サテライト研修室
内 容  認知行動療法の解説、復職支援の事例紹介、 グループワーク
ゲストスピーカー   関西福祉科学大学准教授  本岡 寛子氏

 今回の研究会は『復職支援におけるキャリア・ライフプランの再構築について』というテーマを取り上げ、2回にわたって研修しました。
1回目は、ゲストスピーカーの本岡先生による「認知行動療法」の理論的な枠組みを解説していただいた後、グループワークを実施しました。グループワークでは事例の休職者が抱えている問題を「ストレス・問題の抽出」「問題に対して達成したい状態目標の設定」「その目標を達成するための具体的な行動の立案」=問題の定式化の演習を行いました。問題を定式化することによって、実行できる具体的な行動が明確になり、問題解決の効果が高まることがわかります。
そこで、2回目までに、参加者自身が職場や日常生活で自分自身が抱える問題や課題を抽出し、問題の定式化の作業を実施してくることを申し合わせ終了しました。

【2日目】

日 時  平成24年7月21日(土)
場 所  帝塚山大学大阪サテライト研修室
内 容  認知行動療法・問題解決療法の理論的枠組の復習、グループディスカッション、
事例の検討&解説、ワーク・問題の定式化の見直し
ゲストスピーカー   関西福祉科学大学准教授  本岡 寛子氏

 2日目はゲストスピーカーの本岡先生から「認知行動療法・問題解決療法」について解説していただき、各々の参加者が持ち寄った問題をより活用しやすい形に定式化し、問題を解決するコツを再学習しました。
そのあと、第1回目で出された宿題(日頃のストレス・問題と在るべき良い状態・目標、その達成方法を書き出すワークシート)の回答を持ち寄り、2グループに分かれて意見交換しました。また、各グループから参考となるケースを1点選び、「より活用しやすくするためにどう工夫したらよいか」について本岡先生より指導を受けました。フロアーからも様々な意見が飛び交い、各ケースの問題の定式化を進めることが出来ました。
この2日間を通して、講義だけでは理解しにくい問題の定式化のコツを学び、問題の定式化を実施する際のポイントについて学ぶ機会となりました。参加者の皆様には、ワークの実践を通して研究会の成果を実感していただきました。

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2012年メンタルヘルス推進担当者養成塾前期講座

第1回講座

日 時 平成24年5月19日(土)

場 所 関西社会人大学院連合  キャンパスポート大阪
『メンタルヘルスの最前線』-最近のメンタルヘルス事情-
講 師  一般社団法人産業安全衛生研究所 専務理事  桑村 明男氏

 講師は企業を定年退職後、現職時代の経験・智識を生かし、産業現場の最前線で活躍されている労働衛生コンサルタントである。最初に講師はデータを示して働く人達の安全衛生課題の中で、メンタルヘルス問題が重要課題になってきており、メンタルヘルス推進担当者の役割がますます重要になっていることを教示された。その上で、メンタルヘルス推進担当者が中心になって推進しなければならないメンタルヘルスケアの体制づくりについて、講師がこれまでに実施指導されてきた事例をあげながら要点を解説された。その内容は
◎心の健康づくり計画の立案、教育・研修の進め方
◎職場環境の把握と改善の進め方
◎休職・復職のルールづくり
◎取組み結果の評価の仕方
等々で極めて具体的、実践的な内容であった。
最後にこれからのメンタルヘルス対策として特に職場環境改善を中心に解説されたが、特に社外の専門家の活用が課題推進の大きな力になることを強調された。

『メンタルヘルス対策のために考えておくこと』
講 師  関西福祉科学大学 教授 健康福祉学部長 三戸 秀樹氏

 講師は昨年度のメンタルヘルス推進担当者養成塾において同じテーマで講演され、家庭システム、社会機能の変質にともなって多様な「主人公化現象」(例えばナンバーワンからオンリーワンの世界への変遷)が、いわゆる「新型うつ病」の発症につながっている可能性に言及された。
引き続き本年度は「家庭機能の外化現象」(これまで家庭内にあった機能を外部に求める現象)が進んでいることを示し、そのことが「主人公化現象」の一層の拡大(孤独、自己中心・オンリーワン、自己愛)につながり、これが「間合いの失調現象」(コミュニケーションスキルの低下、メンタルヘルス問題の多様化、仮想世界への埋没)につながり、大きなストレスや孤立の要因となっている現状を解説され、ストレス対策も従来の発生した現象に対する対策だけでなく、発生した現象の裏側に存在する本質に対する対策が重要であることを強調された。

第2回講座

日 時  平成24年5月26日(土)
場 所  関西社会人大学院連合 キャンパスポート大阪
『元気な職場づくりのために』-管理監督者が知っておくべき基礎知識-
講 師  ライフデザイン・カウンセリングルーム 室長 臨床心理士  伊東 眞行氏

 講師は永年にわたり、心理カウンセリングや企業等のメンタルヘルス相談に携わってこられた臨床心理士である。講師はまず精神障害に係る労災請求・認定件数が増加し、企業の安全配慮義務違反で高額の賠償責任を負う事例の発生などの状況を紹介。特に企業の管理監督者が快適な職場環境の保持や部下の行動傾向に関心を持ち、部下の異変に早く気づき対処することの重要性について事例を挙げて解説された。さらに従来型うつ病や新型うつ病の特徴をあげ、それらの人との接触の要点、事業所内での対応の留意点などを丁寧に解説された。特にビデオ画像と逐語録を使っての対話法は大変参考になった。

『労務管理講座』-メンタル不調者に関わる諸問題と対応について-
講 師  三島労務管理事務所 所長 特定社会保険労務士 三島 佐智氏

 講師は、社会保険労務士として、中小企業の健全な成長と人材育成をサポートしている。講師は最初に、企業がメンタルヘルスケアに取り組む責任が次第に高まっている状況を、最近の行政指導、法改正の動き、判例などを織り交ぜて説明された。  続いてセーフティネットである各種の「社会保障制度」について詳細に解説され、その上でメンタルヘルス不調者を出さない職場づくりをめざし、上司、部下が一体になって取り組む方法についていくつかの具体例を示されが、明るい光の射す話題に胸の膨らむのを感じた。なお、講師はキャリアカウンセラーとしても活動の幅を拡げ、企業ならびに管理者の支援にも今後力を注いでいかれるとのことである。

第3回講座

日 時  平成24年6月2日(土)
場 所  関西社会人大学院連合 キャンパスポート大阪
『セルフケア研修』-‘ふぁんそん’を用いたリラクゼーションの実践-
講 師  帝塚山大学大学院  教授  神澤 創氏
実 技  大学院連合メンタルヘルスセンター 研究員  柳澤希緒子氏

 講師は、リラクゼーションの手法として各種のボディワークについて解説され、常に自分に合った質と量をわきまえ、身体と仲良く付き合っていくことが大切と語られた。
後半は、自身が体験の中から編み出された太極拳を基本にしたボディワーク‘ふぁんそん’の実技指導が行われ、「スワイショウ」「八段錦」等の動作を習得し、それを通じて、「緩和」「弛緩」「くつろぎ」「息抜き」などリラクゼーションの基本を体験した。
今回、教材のひとつとして、全員に‘ふぁんそん’の意義や実技の詳細を収録したDVDが配布され、これを機に自宅はもちろん勤務先でも活用されていくことを期待したい。

第4回講座

日 時  平成24年6月9日(土)
場 所  関西社会人大学院連合キャンパスポート大阪
『復職支援の実際、復帰プログラムと事例から見た復職のあゆみ』
講 師  医療法人栄仁会復職トレーニング専門ディケア
「バックアップセンター・きょうと」 センター長 臨床心理士  片桐 陽子氏

 講師は医療機関の復職支援専門ディケアで、リワークプログラムの実施に取り組んでおられる方である。
講師ははじめに、メンタルヘルス不調で休職する人が増加し、新型うつ病に代表されるうつ病概念の多様化、複雑化の実情を解説され、治療にあたって薬物投与と休息にとどまらず、復職支援プログラム(リワークプログラム)に取り組む意義が高まっていると強調された。その上で、勤務先で実施されている各種のリワークプログラムとその実施状況並びにその効用等について詳細に説明された。最後に、リワークプログラム有効性は証明されつつあるが、改善すべき点も多く、全国178施設が参加して「リワーク研究会」を発足させ、研究活動を行っているとのべられた。

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